ABSのケーブル修理
by K.I
2006/05/20
- 朝、車のエンジンを掛けると、ABSのランプが点灯していた。
- 後で、クルマ屋に寄ろうかなぁと思いながらとりあえず出かけたが、エアコンの効きが悪い感じ。
- ちょっと暑いなということで、ファンの回転を上げるとブォーという凄い音がでる。
- 何か挟まってる感じ。こりゃ、いずれにしても、見てもらわないとダメだな。
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- ということで、その足で行きつけのクルマ屋さんに行きました。
- 状況を説明して、アイスコーヒーを飲みながら待っていると、暫くして修理の人がファンを持って来ました。
- 「ファンの中に落ち葉が詰まってました〜」ということで、見ると確かに、ギッシリ落ち葉が。。
- 写真を撮らせてもらえば良かったけど、その場では思い付かず。
- ABSの方は、これ掃除したらやるけど時間が掛かるかも。とのこと。
- で、またカタログとか見ながら、ぼ〜として待っていると、また修理の人がやって来て、
- 「ボンネット開けたら、でっかいネズミが飛び出して来ました〜!!」
- ということで、左側のABSのセンサのケーブルがネズミにヤラレタみたいです。
- 飛び出してくるところの写真も、是非撮りたかったんだけど。。。(無理だって)
- ネズミがクルマに入り込んで、ケーブルを齧ってしまうのは、結構良くあることらしい。
- 「ネズミの屍骸は良く見るんだけど、10年以上やってて、生きてるネズミは初めてです〜」とちょっと嬉しそう。
- でも修理は、「部品交換する程じゃないけど、ケーブルの端が短いからどうしようかな。。。」と悩んでるみたいだったので、
- 暫く走るのには特に支障は無いみたいなので、「じゃ、自分で半田付けします〜」って言って、家に戻りました。
- ファンに詰まっていた落ち葉は、どうもネズミが持ち込んだものらしい。巣にしようとしてたのかも。
- しかしエンジン掛けて、エアコン動かして、公園の駐車場に暫く止めてたのに良く逃げなかったなぁ。
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- ケーブルをチェックすると、切断されている場所以外にも少し齧った跡がある。
- まず、線の端の被覆を3mm程剥がして、半田めっき。ここはコテライザー1を使いました。
- ヒシチューブとホットメルトに穴を開けたものを通してから、半田付け。
- コテライザーをホットブローにして、ヒシチューブごと暖めて、ホットメルトを溶かしてやれば完成!
- エンジンを掛けてみると、ABSランプはちゃんと消灯しました!
- クルマ屋さんは15kmぐらい離れてるから、あのネズミは戻って来れないだろうなぁ。(もう戻って来なくて良いけど。。)
1コンセント無しで使えるので便利。じつは半田ゴテとしても凄く使い勝手が良い。
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