トラックバックの実験
by K.I
- 最近、ブログというものが流行っている。(いまさら遅いよって言われそうだけど)
- ブログ自体は日記であり、今までのWebページと同じようなものだけど。。
- でもブログで特徴的なのは、トラックバックっていう仕組みだと思う。
- 今までのWebページでも、httpサーバのlogから参照先を調べてアクセス解析することで、誰かがリンクしていることを知ることは出来るんだけど。
- しかしトラックバックは、もう少し積極的にリンクしていることを伝え、関連記事にこちらのページへのリンクを作成してもらうということらしい。(多分。。)
- ブログを導入しなくても、トラックバックだけ使えるようにしたら、どうなんだろ?
- ってことで、トラックバックについて調べてみることにした。
- トラックバックURLに対して、postメソッドで以下のデータを送れば良いらしい。
title: タイトル
url: URL(必須)
excerpt: 概要
blog_name: ブログ名
<?xml version="1.0" encoding="iso-8859-1"?>
<response>
<error>0</error>
</response>
<?xml version="1.0" encoding="iso-8859-1"?>
<response>
<error>1</error>
<message>The error message</message>
</response>
- トラックバックは、基本的にはHTMLリクエストになっているようだ。
- だからトラックバック送信は、HTMLでも出来ることになる。
- 普通にHTMLを書いてもトラックバックを送信出来るが、トラックバックURLが固定になってしまう。
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- トラックバックの受信は、結構簡単に出来そうだが、送信データを記録して表示する仕組みを作るのは、ちょっと面倒だ。と思っていたら、
<link rel="stylesheet" type="text/css" href="http://bluefish.orz.hm/service/tb/ajaxtb.css" />
<script src="http://bluefish.orz.hm/service/tb/ajaxtb.js"></script>
<HR>
トラックバックURL⇒httpz://bluefish.orz.hm/service/tb/ajaxtb.cgi/sdoc/trackback.html
<div id="ajaxtb_here"></div>
<script>(new AjaxTB("ajaxtb_here")).load();</script>
<!--
<rdf:RDF xmlns:rdf="http://www.w3.org/1999/02/22-rdf-syntax-ns#"
xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/"
xmlns:trackback="http://madskills.com/public/xml/rss/module/trackback/">
<rdf:Description
rdf:about="http://bluefish.orz.hm/sdoc/trackback.html"
trackback:ping="http://bluefish.orz.hm/service/tb/ajaxtb.cgi/sdoc/trackback.html"
dc:title="トラックバックの実験"
dc:identifier="/sdoc/trackback.html" />
</rdf:RDF>
-->
1回目はちゃんとトラックバックが表示されるが、2回目以降は表示されない。
- 日本語コードの問題かと思ったけど、コメントをabcで入れてもダメだった。なんでだろう?
- しばらくすると表示された。これは表示されるまでに時間が掛かる仕様になっているのかもしれない。
- 同じページにあった 1行コメントも試させてもらう。
- コメントが文字化けしてしまい、それに表示されない行があったりで困ったが、kawa.netのゆうすけさんが、.htaccessに以下の設定1をする方法を教えてくれた。
AddType text/plain;charset=UTF-8 .txt
これで文字化けが直った。また記録された全ての行が表示されるようになった。→ゆうすけさん、ありがとうございます!
- この1行コメント機能は、なかなか良い感じだ。早速、使ってみよう。
1自分のところでは、.htaccessを使えるようにしてないので、httpd.confに設定した。
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- ブログに、RSSというリンクがあって、クリックするとXMLのソースみたいなのが表示される。
- ずっと何だろうと思っていたが、結局これはそのサイトの要約をまとめたものらしい。
<?xml version="1.0"?>
<rss version="2.0">
<channel>
<title>Webサイトのタイトル</title>
<link>WebサイトのURL</link>
<description>Webサイトの簡単な説明</description>
<pubDate>Webサイトの更新日付</pubDate>
<item>
<title>記事のタイトル</title>
<author>記事の作成者</author>
<link>記事へのリンク</link>
<description>記事の簡単な説明</description>
<pubDate>記事の更新日付</pubDate>
<guid isPermaLink="true">ユニークなIDを含むURL</guid>
</item>
:
item要素を必要なだけ繰返す
:
</channel>
</rss>
- ブログの場合は、このRSSを自動的に作成するようになっているものが多いようだ。
- ただのテキストファイルなので、もちろんエディタで作っても良い。
- RSSファイルは、Webページの要約や、更新状況を示すファイルとしてニュースサイト等で提供されている。
- このように、他のサイトの更新状況を知るために使われることが多いようだ。
- まぁ個人のサイトでは、他のサイトの更新を知るという用途としてはあまり使うことはないかもしれない。
- でも、こんな風に自分のサイトの更新やコメント等を記録するフォーマットとしての意味があると思う。
- 更新履歴をRSSフォーマットで持つようにすれば、見るツールはいろいろあるから、便利だ。
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