ミニPCのセットアップ
by K.I
2024/01/13
Index
- メインで使っていたPCで、キーボードを接続しないのにピリオドが連続入力され続ける現象が発生。
- 仕方がないので、サブPCとして、Beelink SER5 MAXというのを購入してみた。
- 主な仕様
- CPU AMD Ryzen7 5800H with Radeon Graphics 3.2GHz
- Memory 32GB
- Storage 500GB
- Network WiFi6, LAN1G
- Windows11 Pro 21H2
[top]
- 電源とキーボード、マウス、ディスプレイ、LANケーブルを接続して電源をON。
- 全く問題なく起動して、日本語を選択、PC名を登録して
- ユーザー名、パスワードを登録1
- タスクバーの左揃え
- タスクバーを右クリック、設定⇒動作⇒配置を左揃えに
- アイコンを小さく
- システムアイコン表示
- デスクトップ右クリックで、個人用設定⇒テーマ⇒デスクトップアイコンの設定でコンピュータを表示するようじ
- ファイル拡張子表示
- コントロールパネル4のデスクトップのカスタマイズ⇒エクスプローラのオプションでいろいろ設定
- エクスプローラの表示で、コンパクトビューを選択
- 固定IP
- スタートメニュー右クリックで、ネットワーク接続⇒イーサーネット⇒IP割り当てから設定すると、
- IP設定を保存できません。1つまたは複数の設定を確認して、やり直してください。となって設定できない。
- ネットワークの詳細設定⇒ネットワークアダプタオプションの詳細で、イーサネットをクリック、プロパティ⇒TCP/IPv4のプロパティを設定するとOKだった
- デスクトップの背景
- ウィンドウのスナップがウザい
- スタートメニュー右クリックで、設定⇒システム⇒マルチタスク⇒ウィンドウのスナップをオフに
- WindowsUpdateでドライバをインストールしない
- 検索でシステムの詳細設定を表示して、ハードウェア⇒デバイスのインストール設定をいいえにしておいた
- PC名称変更
- スタートメニュー右クリックで、設定⇒システム⇒バージョン情報から、PC名称設定
- WOL(Wake on Lan)を有効に
- スタートメニュー右クリックで、デバイスマネージャを起動、ネットワークアダプタ⇒電源の管理で
- 「このデバイスで、コンピュータのスタンバイ状態を解除できるようにする」をチェック
- 定時にPCシャットダウン
- Windowsツール⇒タスクスケジューラを起動、基本タスクの作成で時間を指定、プログラムの開始⇒shutdown⇒オプション/s /f
- リモートでシャットダウン出来るように ⇒参考
- regeditを起動して、HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\Systemに
- DWARDで、LocalAccountTokenFilterPolicyキーを追加して、値を1に設定する
- スタートメニュー右クリックで、設定⇒プライバシーとセキュリティ⇒Windowsセキュリティ⇒ファイアウォールとネットワーク保護⇒詳細設定
- リモートサービス管理(NP受信)、ポート445を有効にする5
- ネットワーク探索(NB名受信)、ポート137は元々有効になっていた
- ファイルとプリンターの共有(エコー要求-ICMPv4受信)を有効にすることで、pingにも応答するようになった
- BIOS起動
- スタートメニューの電源アイコンからShiftキーを押しながら再起動
- 或いは、Login時に同様の操作
- 設定のシステム⇒回復⇒PCの起動をカスタマイズする⇒今すぐ再起動
- オプションの選択画面で、トラブルシューティング⇒詳細オプション⇒UEFIファームウェアの設定⇒再起動
- ディスクドライブ追加
- まず筐体の裏側を開けて、SSDドライブを実装する
- Windowsツール⇒コンピュータの管理⇒ディスクの管理⇒ディスクの初期化のダイアログが開く⇒GPTを選択してOK
- 追加されたディスクが未割り当てになっているので、右クリック⇒新しいシンプルボリューム⇒ボリュームサイズ指定⇒ドライブ名⇒NTFSフォーマット⇒完了
- リモートDVDドライブにアクセス
- 「gpedit.msc」コマンド実行
- 「コンピューターの構成」→「管理用テンプレート」→「Windowsコンポーネント」→「システム」→「リムーバブル記憶領域へのアクセス」と選択
- 「すべてのリムーバブル記憶域:リモートセッションでの直接アクセスを許可する」を有効にする
- 「gpupdate /force」コマンド実行
- 右クリックで、「その他のオプションを表示」が面倒
- IMEで環境依存文字が邪魔
- IMEの設定⇒全般⇒変換候補の一覧に含める文字セットを選択する項目で、JISX0208のみを選択する
- Vimの公式サイトの左側のDownloadをクリック
- Details and options for:の、PC: MS-DOS and MS-Windowsをクリック
- gvim_9.1.0821_x64.exeをクリックしてダウンロード
- ダウンロードしたファイルをインストール
- これで、WindowsのアプリとしてVimが使えるようになる
- スタートメニューで、システム環境変数の編集を入力して、
- システム環境変数のPathを編集
- 新規で、C:\Program Files\Vim\vim91を追加
- これで、コマンドプロンプトやPowerShellで、vimコマンドが使えるようになる
- カスタマイズする場合は、C:\Users\user\.vimrcファイルを記述する
set tabstop=4
set clipboard=unnamedplus
set encoding=utf-8
set fileencodings=iso-2022-jp,euc-jp,sjis,utf-8
set fileformats=unix,dos,mac
ショートカット | コマンド |
k, j, l, h | 上下左右移動 |
^, $ | 行頭、行末移動 |
a, A | カーソル右追加挿入モード、行末追加挿入モード |
i, I | カーソル左挿入モード、行頭挿入モード |
o, O | カーソル上行追加挿入モード、カーソル下行追加挿入モード |
s | 1文字変更 |
cw | 1ワード変更 |
cc | 1行変更 |
r, R | 1文字置換(esc不要)、上書きモード |
u, U | Undo(取り消し)、1行の操作取り消し |
x, X, yl | 1文字削除、左1文字削除、1文字コピー |
dw, yw | 1ワード削除、1ワードコピー |
dd, yy | 1行削除、1行コピー |
d$, y$ | 行末まで削除、行末までコピー |
d%, y% | 対応する括弧まで全部削除、対応する括弧まで全部コピー |
p | Paste(貼り付け) j |
. | 直前に実行したコマンドを実行 |
:wq, :q! | 保存して終了、保存せずに終了 |
% | 対応する括弧に移動 |
G, :行番号 | 最終行へ移動、行番号へ移動 |
ESC | コマンドモードに戻る |
J | 行連結 |
/検索文字列 | 検索 |
:%s/置換前/置換後/ | 置換 |
:r ファイル名 | 別ファイル挿入 |
- vimをviとタイプしてしまうので、PowerShellのエイリアスを設定したい
> Test-Path $profile
False
> New-Item -path $profile -type file -force
ディレクトリ: C:\Users\user\Documents\WindowsPowerShell
> cd C:\Users\user\Documents\WindowsPowerShell
> vim .\Microsoft.PowerShell_profile.ps1
set-Alias vi "vim"
- デフォルトではプロファイルが実行されないみたいなので
> Get-ExecutionPolicy
Restricted
> Set-ExecutionPolicy RemoteSigned
> . $profile
1マイクロソフトアカウントを使いたくないので、この時だけLANケーブルを外した。
2アクティブウィンドウの大きさが小さくなったので、上下左右のカットの設定は、それぞれ 0,7,8,7とした。
3PowerRenameだけでも入れる価値があると思う。
4コントロールパネルを検索するか、スタートメニューのすべてのアプリのWindowツールから選択する。
5プロファイルはプライベート、リモートアドレスはローカルサブネットのもののみ有効にした。
[top]
- VSCodeのダウンロード、インストール
- 日本語化する場合は、左側のExtensionをクリックして、Japanese Language Pack for Visual Studio Codeをインストールする
- VS CodeをViのキーバインドに
- Ctrl-Shift-xで、拡張機能ビューを開く
- Vimで検索して、Vim(vscodevim)をインストール
- VS Codeで、EUCのファイルを編集
- File⇒Preferences⇒Settingで、Encodingと検索
- Files:Auto Guess Encodingにチェックを入れると、エンコードが自動判別されるようになる
- VS Codeで、日本語入力時にviのキーバインドが使えなくなる。
- IMEをOFFにすれば問題ないが、ESCを押しても全角モードのままなので、viの操作ができない
- AutoHotKeyで、ESC入力時にIMEをOFFにするように設定
- まずWindowsの設定⇒日本語IMEの設定⇒キーとタッチのカスタマイズで、
- キーの割り当てをオンにして、変換キーにIME-オフを設定しておく6
- AutoHotKey v1.1系(バージョン2.0未満)をダウンロードしてインストール
- winキー+Rで、shell:startupと入力して、スタートアップフォルダに、AutoHotKey.ahkファイルを入力
- AutoHotKeyで、キーコードを調べるには、ahkスクリプトに`#InstallKeybdHook`を追加し、
- タスクトレイからAutoHotKeyをOpenして、View⇒Key history and Script infoを選択
- あとは、キー入力後にF5キーを押すと、キー入力情報が表示される
- 例えば、Altキーは{vkA4sc038}、`キーは{vk19sc029}となる
6HHKBには変換キーは無いが、キーコードを送るだけなので問題ない。
[top]
- Gradleが良く分からない存在なので、ちょっと勉強のためにインストールしてみることにした。
- Javaインストール
- Javaのダウンロードページから、
- Windowsオフライン(64ビット)をダウンロードして、インストール
- Windowsを再起動
PS C:\Users\user> java -version
java version "21.0.8" 2025-07-15 LTS
Java(TM) SE Runtime Environment (build 21.0.8+12-LTS-250)
Java HotSpot(TM) 64-Bit Server VM (build 21.0.8+12-LTS-250, mixed mode, sharing)
- Gradleのページで、
- Install Gradle 9.0.0をクリック
- Installing manuallyからBinary-onlyをクリックする
- ダウンロードされたgradle-9.0.0-bin.zipを展開する
- 展開されたgradle-9.0.0をDドライブにコピー
- 環境変数の設定
- スタートメニューから、ターミナル(管理者)を開いて
PS C:\Users\user> [System.Environment]::SetEnvironmentVariable('GRADLE_PATH', 'D:\gradle-9.0.0',[System.EnvironmentVariableTarget]::Machine)
- Pathの設定
PS C:\Users\user> $oldpath = [System.Environment]::GetEnvironmentVariable('Path', 'Machine'); $oldpath += ';D:\gradle-9.0.0\bin'; [System.Environment]::SetEnvironmentVariable('Path', $oldpath, 'Machine')
- Gradleのビルド
PS C:\Users\user> gradle
Welcome to Gradle 9.0.0!
Here are the highlights of this release:
- Configuration Cache is the recommended execution mode
- Gradle requires JVM 17 or higher to run
- Build scripts use Kotlin 2.2 and Groovy 4.0
- Improved Kotlin DSL script compilation avoidance
For more details see https://docs.gradle.org/9.0.0/release-notes.html
Starting a Gradle Daemon (subsequent builds will be faster)
> Task :help
Welcome to Gradle 9.0.0.
Directory 'C:\Users\user' does not contain a Gradle build.
To create a new build in this directory, run gradle init
For more detail on the 'init' task, see https://docs.gradle.org/9.0.0/userguide/build_init_plugin.html
For more detail on creating a Gradle build, see https://docs.gradle.org/9.0.0/userguide/tutorial_using_tasks.html
To see a list of command-line options, run gradle --help
For more detail on using Gradle, see https://docs.gradle.org/9.0.0/userguide/command_line_interface.html
For troubleshooting, visit https://help.gradle.org
BUILD SUCCESSFUL in 15s
1 actionable task: 1 executed
Consider enabling configuration cache to speed up this build: https://docs.gradle.org/9.0.0/userguide/configuration_cache_enabling.html
Gradleのバージョン確認
PS C:\Users\user> gradle -version
------------------------------------------------------------
Gradle 9.0.0
------------------------------------------------------------
Build time: 2025-07-31 16:35:12 UTC
Revision: 328772c6bae126949610a8beb59cb227ee580241
Kotlin: 2.2.0
Groovy: 4.0.27
Ant: Apache Ant(TM) version 1.10.15 compiled on August 25 2024
Launcher JVM: 21.0.8 (Oracle Corporation 21.0.8+12-LTS-250)
Daemon JVM: C:\Program Files\Java\jdk-21 (no JDK specified, using current Java home)
OS: Windows 11 10.0 amd64
task helloWorld {
doLast {
println "Hello,world!"
}
}
- Gradleの実行(-qオプションは、タスクによる出力のみ表示する)
> gradle -q helloworld
Hello,world!
tasks.register('upper') {
doLast {
String someString = 'mY_nAmE'
println "Original: " + someString
println "Upper case: " + someString.toUpperCase()
}
}
> gradle -q upper
Original: mY_nAmE
Upper case: MY_NAME
- CMakeのWindowsX64インストーラのダウンロード
- Gitのサイトから、Windows版のGitをダウンロードしてインストール
[top]
- Ctrl-Shit-Escを順に押すと、タスクマネージャが起動する
- エクスプローラを探す。なければ、詳細を押す
- エクスプローラを右クリック、再起動する
- Windows10以降は、デフォルトでpingを返さないようになったらしい。
- メインPCの方は、Windows7から10にアップグレードしたので大丈夫だったらしい。
- wf.mscコマンドで、Windowsセキュリティを起動7する。
- 受信の規則をクリックして、グループをクリックしてソート、
- ファイルとプリンターの共有 (エコー要求 - ICMPv4 受信)を2箇所有効にする
$ net rpc SHUTDOWN -I xxx.xxx.xxx.xxx -U uname%psswd
Could not connect to server 127.0.0.1
The username or password was not correct.
Connection failed: NT_STATUS_LOGON_FAILURE
- pingも返さないので、Windowsセキュリティでエコー要求を有効にしたが、
$ net rpc SHUTDOWN -I xxx.xxx.xxx.xxx -U uname%psswd
Could not connect to server xxx.xxx.xxx.xxx
Connection failed: NT_STATUS_IO_TIMEOUT
wf.mscコマンドで、Windowsセキュリティを起動して、受信の規則で以下を有効にしてみた
- リモート シャットダウンの受信規則 (TCP 受信)
- リモート シャットダウンの受信規則 (RPC-EP 受信)
これでもダメだったので、リモートサービス管理を全て有効にしてみた
- リモート サービス管理 (RPC-EPMAP)の3箇所
- リモート サービス管理 (RPC)の2箇所
- リモート サービス管理 (NP受信)の2箇所
- これで、リモートシャットダウンを受け付けるようになった。
- セキュリティ的にはどうかと思うけど、とりあえず良しとする
- Windowsのライセンス確認してみた(250827)
>slmgr -dli
- クリーンインストールで、直る場合もあるそうだけど。うーん。。
- いまさらだよなぁ。もっと早く気が付けばやりようはあったんだけど。。。
- Bluetoothマウスが、時々動かなくなったり、カーソルが2重になる(矢印カーソルとIカーソルが重なってみえる)
- 省電力のために、Bluetoothチップの給電をOFFにしているためかもしれないということで、
- 電源オプション⇒プラン設定の変更⇒詳細な電源設定の変更で詳細設定のダイアログを出して
- USB設定⇒USBのセレクティブサスペンドの設定で、設定を無効にする
7スタートメニューから起動しても良い。
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