SSDを換装してWindows10に
by K.I
2018/11/10〜2018/11/20
Index
概要
SSDを換装しよう
クリーンインストールしよう
現状を記録する
Windowsインストール
Windows10ダウンロード
SSDとHDDの換装
SDカードで起動
Windows10インストール
Windows10の設定
基本的な設定
HDDの設定
速度はどうかな?
SSDを外付けしてみる
まとめ
おまけ
そのままWin7⇒Win10アップグレードは超簡単
Windows7の再インストールはとても面倒
おまけの感想
概要
自分はWindows7を使ってるんだけど、Android Studioを久々に弄っていたら、やたら遅い。
エラーになったので、何かと思ったら、システムディスクの空き容量が無くなっていた。
250GBのSSDなんだけど、いろいろ開発環境を入れているので、いつの間にか一杯になってしまったようだ。
不要なものを消そうと思ったが、大きなものは、あまり消せるものがない。
いろいろと消してみたけど、10GBぐらいしか空きがない。。すぐに使わないものは消すかなぁ
いや、この際、SSDを大きな奴に換装しようか。
いやいや、この際、Windows10のアップグレードしちゃおうか。
[top]
SSDを換装しよう
調べてみると、
500GBのSSD
なら、1万円以下で買えるようだ。これで良いじゃん!
以前、
SSDにWindows7をインストール
した時に較べて、SSDもずいぶん安くなったな〜
。。。ふーん。。今は
1TBのSSD
なんていうのもあるのか。これでも2万円以下で買えるのか。。
→1TBなんて昔じゃ考えられない容量だよね
500GBで必要十分なんだけど、TBの誘惑に負けて、ポチってしまった
1
。。。
クリーンインストールしよう
システムのバックアップを取って、換装後に戻してもいいけど、
それはちょっと面倒だなぁ
自分のPCはBTOで、Windows7はインストール済みだったんだけど、
正式のライセンスなので、インストール用のディスクとプロダクトキーはちゃんとある
いろいろと無駄なソフトもインストールされているし、万が一ウィルスとかあったら嫌だし、
この際、クリーンインストールした方が良いかもしれない。
HDDは変える必要ないけど、予備の新品の2TBHDDがあるので、それも入れ替えて
この際、最初から全部設定してみようか。
現状の250GBのSSDと2TBのHDDは、そのまま外して、ダメだったら戻せば良い。
それなら、バックアップも取らなくて済むし。。
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現状を記録する
とりあえず、現状インストールされているプログラムの一覧を残しておきたい。
オフィス・ネオ
の、プログラムの追加と削除 一覧出力を使わせてもらうことにした。
ソフト以外の本当に必要なデータは、レンタルサーバやクラウドにあるので、大丈夫だろう。
現状のHDDはwd20ezrxで、交換するHDDはwd20earx
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HDD品番
wd20earx(交換後)
wd20ezrx(現状)
電源
5VDC/0.7A, 12VDC/0.55A
5VDC/0.6A, 12VDC/0.45A
内部転送速度
110MB/s
123MB/s
wd20earzは、wd20earxの後継機なので、低消費電力で内部転送速度も速い。
これは性能低下するかもだけど、HDDはデータ保管用と割り切って諦めるか。。
CristalDiskMarkで、現状の記録を取っておく。
やっぱり、SSDは書き込みが少し遅くなってるかも
でもあれ?HDDがちょっと遅いんじゃないかな。
システムディスクが一杯なのが、影響しているんだろうか?
1
でもまぁ、こういう物は自分が考えるよりも少し大きめで買っておいた方が、後悔しなくて済むものなんだよね。と自分を納得させる。
2
というか、バックアップ取ったり戻したりするのは、正直かなり面倒だ。
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交換するHDDの方が古い機種だったりするが、ずっと使わずにいるのは勿体ないので。
[top]
Windowsインストール
で、Windows7のインストールをしようと思ったんだけど、Windows7のサポートは、いよいよ2020年で終了らしい。
あのやたらしつこいバージョンアップの催促に嫌気が差して
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、結局アップグレードしてないんだよなぁ
いまからアップグレードは、出来ないんだろうか?っていうか、今のタイミングしかやる機会は無いんじゃないかな。
この際なので、ダメもとで挑戦してみようか。
2018年の7月に
Windows10へのアップグレード
に成功した方がいるらしい。
これでダメなら、ギリギリまでWindows7で頑張って有償でアップグレードするか、或いは新しいPCを買うかだなぁ
Windows10ダウンロード
Windows10のダウンロード
のページから
ツールを今すぐダウンロード をクリック
ダウンロードした MediaCreationTool1803.exeを実行
「このPCを今すぐアップグレードする」なら、現状のWindows7からアップグレードできる
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けど、
「別のPCのインストールメディアを作成する」を選んで、Windows10の新規インストールを試してみよう
言語、アーキテクチャ、エディションの選択
日本語、Windows10、64ビット(x64)
このPCにおすすめのオプションを使うにチェック
これは容量がかなり大きそうなので、SDカードにダウンロードする
USBフラッシュドライブの準備ができました、で完了
SSDとHDDの換装
このPCを購入して以来、分解するのは初めてになります。
あぁ、ホコリが凄いことになってる
HDDとSDDは、一緒に取り付けられている
1TBのSDDと、256GBのSSD。大きさは同じ
HDDを外して、1TBSSDに付け替えて、裏側からネジ止め、HDDも交換します。
元に戻して、完成!
内部のホコリも掃除出来たのでよかった。
SDカードで起動
SDカードを挿したUSBメモリから、起動する
BIOSで、UEFIモードで起動するために、F2キーを押さないと。。
→起動画面はシンプルで良いけど、ちょっと寂しい
と、もたもたしている間に、勝手にWindows10インストーラが起動していた。
SSDとHDDが空なので、SDカードから起動したようだ。
Windows10インストール
もうやり直すのは面倒
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なので、そのまま進めてしまえ!ということで、
最初に、プロダクトキーの入力 →これはWindows7 Professionalのものを入力
ドライブ0の割り当てられていない領域に、Windowsのみ、インストール
フォーマットとかあったけど、わからないので、そのまま進めた
日本語選択、IME
個人用に設定
PIN設定
プライバシーの項目は多かったけど、全てONで
MS Edge 日本語でStart
インストール手順をちゃんと記録していなかった
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ので上記の手順はうろ覚えだが、簡単に終わった。
あっけなく、Windows10 Proがインストールされた!
Windows7のプロダクトキーさえ持っていれば、まだ今でも
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Windows10へのアップグレードは可能みたいだ
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その頃はプログラムしてたので、開発環境は弄りたくないし、再起動されると書きかけのコードも消えかねないしで、通知されないようにした。
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自分の場合は、Windows7のクリーンインストールし直してから、なので二度手間になる。
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HDDは2TB以上使うことは無いので、まぁいいや。
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いつも記録に使っている、このPCが無かったので。。
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2018年11月15日現在。
[top]
Windows10の設定
Windows10は初めてなんだけど、いろいろ設定していこう
基本的な設定
Windows8はかなり嫌だったんだけど、Windows10は、意外と違和感が少ない
スタートメニューがあるのがイイね。検索入力がちょっと邪魔かな。
まずデスクトップで右クリック、ディスプレイ設定で、解像度を設定しておく
また右クリックして、表示を小アイコンに
もう一度、右クリックで、個人用設定を選択
タスクバーの項目を選んで、小さいタスクバーボタンを使うをオンにする
これで、検索入力が〇アイコンになって、邪魔にならなくなった
テーマの項目では、Windows10のテーマを選んだ。
あと、関連設定にある デスクトップアイコンの設定をクリック、デスクトップアイコンをいろいろチェックしてやる。
コントロールパネルのデスクトップのカスタマイズをクリック、
エクスプローラのオプションの表示タブで、拡張子の表示とか、するようにしておく
あと、ネットワーク名がDESKTOP-xxxとかになっているので、
スタートメニューから、歯車アイコンをクリック、システム→バージョン情報でデバイス名を確認
このPCの名前を変更ボタンを押して、適当な名前に変更してやる
Security Essentialsを入れようと思ったけど、Windows10では無くなっている
どうやら、Windows10に統合化されたらしい。まぁその方がいいよね。
これだけで、Windows7とあまり変わらない感じになった。
あれ、ファイル選択で上のフォルダへ行くボタンが復活
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している!
思ったより、Windows10って良いじゃん!
HDDの設定
2TBのHDDは未設定なので、フォーマットしてドライブに割り当てる
コントロールパネルで、管理ツールを検索
コンピュータの管理を起動して、ディスクの管理を選択
ディスク1の初期化を促されるので、MBRで初期化した
2TBより大きなディスクの場合は、GPTを選ばないといけない
ディスク1は未割り当てなので、右クリックして、新しいシンプルボリュームを選択、
サイズを1000000にして、DドライブをNTFSでクイックフォーマット
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残りを、Fドライブとして、同様にクイックフォーマットした
とりあえず、意味は無いんだけど、2つのパーティションに分けてみた。
速度はどうかな?
CristalDiskMarkで、交換したドライブを見てみる。
やっぱり、SSDの書き込みは全然速くなってる!
HDDは、、まぁこんなもんなのか。それでもちょっとだけ速くなってるからいいけど。
SSDを外付けしてみる
外した256GBのSSDも壊れているわけじゃないので、外付けしてみよう。
ということで、USB3.0の2.5インチHDD/SSDケースを買ってみた
外したSSDを入れるだけ、USB3.0のケーブルが付属しているので、
USB3.0のUSB端子に繋げば、電源も不要
USB接続なので、さらに遅くなっちゃったけど、
腐ってもSSD。HDDよりも全然速い!
電源不要なので、これはこれで結構使えるかも。
ドライブの中身のファイルも全部残っている
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Windows7では、そのためにClassic Shellを入れてたんだよね。これはかなり嬉しい。
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クイックフォーマットだと、不良セクタがあった場合わからないんだけど、まぁ面倒なので。
[top]
まとめ
最近、ちょっと起動が遅いと思うことがあったが、なんかシャキシャキ動くようになった。
SSDの入れ替えを機に、Windows7→Windows10のアップグレードをやってみたが、
意外に違和感がなく、自分がいままで使っていたツールもほぼ使える事を確認したので安心した。
もうアップグレードできないと思っていたが、
こちらの情報
のおかげで、アップグレード出来ました。
あまりにもしつこい催促に辟易して、Windows10を使わずに来たけれど、アップグレードして良かったようだ。
Windows7のライセンスキーを持っていれば、まだアップグレードできることが分かった。
とは言え、これがいつ迄出来るか分からないので、最後のチャンスかもしれない。
[top]
おまけ
自分はもう1台、Windows7のPCを持ってるんだけど、こちらも最近どうもシステムの調子が悪くなってきていたので、
試しに、Windows7がインストールされた状態で、そのままWindows10へのアップグレードも試してみた。
そのままWin7⇒Win10アップグレードは超簡単
前述の、
Windows10のダウンロード
のページからダウンロードした、MediaCreationTool1803.exeを実行
「このPCを今すぐアップグレードする」でそのままアップグレードの場合、ライセンスキーも必要無いようだった
アプリやデータも残さないようにしたので、結果的にクリーンインストールと同様の結果となった
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。
全く問題なく簡単に、あっさりWindows10へのアップグレードが完了したんだけど
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、
やっぱりこちらは、もしもの時のために、Windows7の環境を残しておこうと思いなおして、
Windows7のクリーンインストールを改めてやり直すことにした。
こちらのPCは、以前、
Windows7のインストール
をやったことがあるので、簡単簡単と思っていたんだけど。。
Windows7の再インストールはとても面倒
Windows7 Professionalのインストールディスクのセットアップを実行して、
こちらのPCでは、Windows7のクリーンインストールをやってみる
で、こちらのPC用のライセンスキーを入力して、Windows7のインストール自体は簡単に成功したんだけど、
Internet Exproler がバージョン8だったので、IE11をインストールすることにした。
ところが、IE11のダウンロードページで、IE8が互換性のないブラウザで動かなかったので、
Chromeをインストールして、ダウンロードしてみた
IE11のインストーラを起動すると、今度はWindows7-SP1じゃないとダメと言われたので、
Windows Updateで、SP1にアップデートを試みた
でも、何故かアップデートが終わっても、SP1になっていない。
どうやら、このWindows Updateでは、SP1にできないらしいので、
Windows7_ServicePack_1_ダウンロードページ
から、
7601.17514.101119-1850_Update_Sp_Wave1-GRMSP1.1_DVD.isoファイルをダウンロード
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する
ISOファイルをDVDに焼いて、セットアップを起動
これで、やっとWindows7 SP1にアップデート出来た。
一応、Windows Updateを起動してみると、Windows Update自体をアップデートする必要があるらしいので、Windows Updateもアップデート
で、再度Windows Updateを起動すると、重要なUpdateが100個以上あったので、それも実行する
これで、やっとIE11のインストールが成功して、
ようやくWindows7として使えるようになったようだ。。あぁ疲れた
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。。。
最後に、
Security_Essentials
をインストールしておく。ふぅ、これで最低限の環境かな。。
今回は、面倒な設定は何もしなかったんだけど、こんなに苦労するとは思わなかった。
おまけの感想
Windows7の環境を残しておこうと思って、軽い気持ちでWindows7のクリーンインストールもやってみたんだけど、
現時点でも、インストールにはとんでもなく苦労してしまった。
途中で、もう1台のWindows7のインストールディスクを使おうかと思ったが、
そちらは64bit版で、こちらは32bit版だったので、それもダメだった。。
Windows Updateが使えなくなれば、Windows7のインストールは実質上出来なくなる。
まぁ自分としては、これが最後のWindows7のインストールになりそうだ。
にしても、Windows10のインストールは、ずいぶん楽だった
でも起動時の見た目はWindows7の方がカッコいいんじゃないかなぁ
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特に理由がなければ、Windows10へのアップグレードは急いだ方が良い
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のかもしれない。
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SSDを換装する必要がなければ、こうするのが一番簡単だと思う。
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バックアップとか取ってないけど、こちらはサブマシンだし大事なデータもないので。
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最初、どのファイルをダウンロードすれば良いか分からなくて、いろいろやり直したんだけど。。
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ここまでの経過は、いろいろ試行錯誤したので、不正確なところもあるかもだけど、まぁ大変だったということは確か。。
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まぁ考えてみれば、そんなのどうでも良いことだけどね。
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最悪、Windows7でしか動かないアプリもあるかもしれないので、最初に絶対必要なアプリの動作確認はした方が良いけれども。
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