SSDにWindows7をインストール

Index

• 概要
  • SSDが安くなってる（190530追記）
• インストール
  • 接続とWindow7インストール
  • HDDのフォーマット
  • インストールするソフト
• データの保存場所をHDDに変更
  • ThunderbirdのLocalデータ
  • Picasaのキャッシュ
  • IEのインターネット一時ファイル
  • TEMPフォルダの移動
  • スリープしない様に
  • ネットワークストレージ
• チェック用のプログラム
  • Intel Solid-State Drive Toolbox
  • CrystalDiskInfo
  • CrystalDiskMark
• 今のところの結果

概要

• 最近、Windowsが遅いな〜と思っていたら、ディスクエラーが出た。
• システムとデータで、２台のハードディスクなので、データの方にシステムを入れてみたけど
• しばらくしたら、そちらでもディスクエラーになった。

• 新しいHDDを買おうと思って探していたら、SSDが意外と安い。
• 120GBのSSDが8000円ぐらい、240GBのSSDでも1万5000円ぐらい。

• SSDは120GBでも容量的には十分かもしれないが、いろいろな開発ツールをインストールしたいし、
• 容量に余裕があった方が、多分SSDの寿命は延びるはずだ。
  • 

• ということで、240GBのSSDを買ってみることにした。

• 自分のマザーボードは、SATAコネクタが２つしかないので、SSD１台、HDD１台になる。
• いままでデータ用ということで、2TBHDDは Western Digitalの5400rpmを買ってたけど、
• 今回はシステム用なので、Seagateの7200rpmのやつを使う
  • 

• HDDは、現状、とりあえず問題なく使える最大容量で、2TBとした。

SSDが安くなってる（190530追記）

• 最近、また SSDを換装してWindows10にしたんだけど、SSDはこの記事の時と比べてずいぶん安くなってる

• この記事と同じ240GBのSSDなら、5000円以下
• 

• 500GBのSSDが １万円以下、１TBのSSDでも２万円以下で買える。。
• 

• ソフトも大容量化しているので、少し大きめのSSDにした方が良いと思う。

• 2TBのHDDも当然安くなっていて、4TBのHDDなんてのも、以前の2TB並みの価格だけど、
  • 2TBを超えるストレージを使う場合は、MBRじゃなくてGPTでフォーマットしなくちゃいけない¹ので、要注意！

インストール

• SSDのインストール作業の記録

接続とWindow7インストール

• SSDのサイズは、2.5inchのHDDとほぼ同じぐらい
• 3.5inchのマウント用の金具が付属しているので、3.5inchのHDDの代わりに装着できる。
• でもものすごく軽くて熱も出ないので、極端な話、テープで貼り付けるぐらいでも良いかも。

• SATAケーブルで、Cドライブに250GBのSSDを接続。Dドライブに2TBのHDDを接続。
• Windows7を、新規インストールした。

• SSDは簡単に認識されて、普通のHDDと同じようにインストール完了。
• それにしても、Windows7はインストールが簡単で良いなぁ。

HDDのフォーマット

• コンピュータを右クリック、管理を選択、ディスクの管理をクリックする。
• Windowsでは見えないけど、管理ツールからはHDD自体は認識されているはず。

• HDDの未割り当て領域を右クリックして、新しいシンプルボリュームを選択
• ボリュームサイズを適当に設定する。
• ドライブレターを、ＤとかＥとかに割り当てる（後で変更可能なので、適当に）

• クイックフォーマットに、チェックが入っていれば、すぐに完了する。
• で、HDDは１台なので、パーティションに分けてフォーマットする。

• 自分の場合は、ボリュームサイズを、バックアップ用として、Ｄドライブが250GB
• 残りを２つに分ける意味で、ＥとＦを約800GBｘ2とした

• クイックフォーマットだと、不良セクタがあってもわからないので、最後に、右クリックしてフォーマットを選択、
• 今度はクイックフォーマットのチェックを外してフォーマットをやり直しておく²。
• これは、2TBだと、とんでもなく時間が掛かるので、夜中に掛けるとかしておく。

インストールするソフト

• クリーンインストールなので、最低限、自分的に必要なソフト³を新規インストール（個人的なメモとして）
• Microsoft Security Essentials →セキュリティ
• Internet Explorer 9 →Webブラウザ
• ClassicShell →特に、上へのボタンが。。
• Thunderbird →メールソフト
• Lhaplus →圧縮・解凍ツール
• K2Editor →テキストエディタ
• TeraTerm →ターミナルソフト
• Picasa →画像管理
• VLC media player →動画表示

• あとは、一般的じゃない、個人的に必要な開発環境など、いろいろと。
• Eagle →PCB編集
• Cypress PSoC Designer →PSoC開発環境
• MicroChip MPLAB →PIC開発環境
• Xilinx ISE →Xilinx FPGA/CPLD開発環境
• Lattice Diamond →Lattice FPGA/CPLD開発環境

データの保存場所をHDDに変更

• 基本的にWindows7の場合、今のSSDは特別の設定をしなくても使えるらしいので、あまり設定をするつもりはないけど、
• 一応、ちょっと気になるところだけ、HDDに移動しておく。

ThunderbirdのLocalデータ

• ユーザフォルダ下の、AppData/Roaming/Thunderbird/Profilesがそうだが、
• 最初、profiles.iniを書き換える方法を試したが、元に戻ったりしてうまくいかない。

• 結局、プロファイルを設定するツールを起動して変更すれば良いらしい
• スタートメニューから、プログラムとファイルの検索ボックスに、以下のように入力

          thunderbird.exe -p
  

• Thunderbird - ユーザプロファイルの選択のダイアログが表示されるので、
• 新しいプロファイルを作成ボタンを押して、Dドライブ上にプロファイルを作成する。

• 新規なら、今後このプロファイルを使用するにチェックすれば、終わり。
• 既存のプロファイルは、この場所にコピーすれば良いと思う。

Picasaのキャッシュ

• Picasaを起動しない状態にしておく

• スタートメニューから、すべてのプログラム→アクセサリ→コマンドプロンプトを、右クリック
• 管理者として実行を選択して、

          cd \Users\ユーザ名\appdata/local
  

• ここにあるGoogleというディレクトリが、Google関連のツールのデータ保存場所らしい
• まとめて、Dドライブに移動する。

• C:\Users\ユーザ名\AppData\Local\Google\の内容を、
• 例えば、DドライブにGoogleというディレクトリを作ってコピーする。

• コピーされたことを確認したら、元のGoogleはディレクトリごと全部消してしまう。
• その代わりに、シンボリックリンクを作っておく

          mklink /d Google D:\Google
  

• これで、Google関連のLocalデータは、全部Dドライブに保存されるはず

IEのインターネット一時ファイル

• IE9のツールメニューから、インターネットオプションを選択、全般タブの閲覧の履歴、設定ボタンを押して、
• インターネット一時ファイルのフォルダの移動ボタンを押して、Dドライブのフォルダを選択しておく

TEMPフォルダの移動

• コンピュータを右クリック、プロパティを選択、システムの詳細設定を選択。
• 環境変数ボタンを押すと、TEMP、TMPは、以下のように設定されている。

          TEMP    %USERPROFILE%\AppData\Local\Temp
          TMP     %USERPROFILE%\AppData\Local\Temp
  

• これを編集ボタンを押して、例えば、以下のように設定する。

        TEMP    D:\Temp
        TMP     D:\Temp

スリープしない様に

• スリープモードに入る時、メモリ上のデータがSSDにコピーされる。
• ノートなら必要だと思うが、デスクトップなので、ほとんどデータ保存は必要ないだろう。

• コントロールパネル→ハードウェアとサウンド→電源オプション
• コンピュータがスリープ状態になる時間を変更で、
  • コンピュータをスリープ状態にする → なしに設定

• これで、スリープしないはず。

ネットワークストレージ

• 同期型のネットワークストレージ、DropBox,SugerSync,GoogleDrive,SkyDrive,Box.netのローカルディレクトリをHDDに変更。
• 使い方にも拠ると思うけど、バックアップデータを放り込んでおく使い方だから、SSDで使うのは勿体無い。

• ローカルファイルの場所変更（メモ）
• DropBox 設定→高度な設定→ファイルの保存場所
• SugerSync 同期フォルダの管理→SugerSyncにファイルを追加→フォルダを追加⁴で保存場所を追加してから、他のチェックを外す
• GoogleDrive 設定→アカウントの接続を切断→改めてログイン→メールアドレス・パスワード入力→詳細設定→フォルダの場所：変更
• SkyDrive 設定→SkyDriveのリンク解除→使ってみる→メールアドレス・パスワード入力→SkyDriveフォルダの場所：変更→この場所を使用
• Box.net Settings...→Change 'My Box Files' location

• 基本的には、ローカルHDD上の新規の場所を指定して、同期を取り直す。
• 結構、面倒だ。設定のやり易さで言うと、DropBox＞SkyDrive＞Box.net＞SugerSync＞GoogleDriveかな。

チェック用のプログラム

• SSDのチェック用にインストールしたプログラム

Intel Solid-State Drive Toolbox

• 今更ながら、SSDにCDROMが付属していたことに気がついて、中身を見てみると、インストールガイドが入っていた。
• それに従って、 Intel_SSD_Toolboxをインストール

• System Tunerにビックリマークが付いていて、調整をクリックしたら、すぐ終わった。
• よく分からないが、何か設定がされたらしい。

• 一応、クイックスキャンと完全スキャンを掛けてみたが問題なし。

• SSD Optimizerというのを１週間に一度掛けるようにスケジューリングしておいた。
• これはSSDをTrim機能で最適化するツールらしい。

CrystalDiskInfo

• CrystalDiskInfoで、ディスクのチェック
• SSDもHDDも、まだ新品なので、記録として

• Cドライブ‐SSD

• D,E,Fドライブ‐2TB‐HDD（7200rpm）内蔵SATA →データ用ディスクは、３個のパーティションに分けてある

CrystalDiskMark

• CrystalDiskMarkで、速度を調べてみた
• 体感的には、アプリの起動がずいぶん速くなったけど、実際のところはどうなんだろう。

• 240GB‐SSD

• 2TB‐HDD（7200rpm）内蔵SATA →データ用ディスク（250GBパーティション）

• 2TB‐HDD（5400rpm）外付け‐eSATA接続 →バックアップ用ディスク

• シーケンシャルに大きなファイルをアクセスするとHDDの方が速いが、小さなファイルはSSDのほうが圧倒的に速い。
• SSDは書き込みが遅いと思っていたけど、そんなことは無いなぁ。

今のところの結果

• システムディスクを、SSDにしたので、
• まずWindowsの起動がかなり速くなった
• アプリケーションの起動もかなり速い

• アプリの起動時間は２倍以上、多分３倍から４倍速い。アプリによって違うけど、もっと速い場合もある。
• 最近、システムが遅くなったので、新しいパソコン買おうかと思っていたけど、快適になったので、買うのはやめた。

• システムディスクをSSDにしたことによる弊害は今のところ無い。
• 大事なデータはネットワーク上のディスクに入れている。 →バックアップとかは最低限という感じではやってる

• 一応、ディスクの状態の監視は怠らないようにしようと思う。
• 時々、CrystalDiskInfoというソフトで、チェックするつもり
• Intel Solid-State Drive ToolboxのOptimizerも、エラーを検出してくれるのではないかと期待している。

• とりあえず容量が大きめなので、SSDの特定箇所にアクセスが集中しにくいと思う。
• どれぐらいの寿命があるものなのか、ちょっと興味がある。

• SSDを換装してWindows10にしました（181120追記）
• まぁ、この記事のPCは結局、Windows7をクリーンインストールし直したので、別のPCの話なんだけど
  • この Windows7の再インストールには結構手間取ってしまいました